【プラントの断熱工事】省エネへの取り組みが加速!耐火被覆工事とは

プラント断熱工事は省エネへの取り組みの第一歩!耐火被覆工事の工法や特徴とは?

プラントの断熱工事は従来と比べてエネルギー消費が少なくなるため、省エネにつながります。

近年、日本国内でも省エネやCO2削減の動きが急激に加速しており、企業としてもその波に乗り遅れるわけにはいきません。こちらでは、国内での省エネやCO2削減の取り組み、断熱工事の一つである耐火被覆工事についてご紹介いたします。

国内で省エネやCO2削減の動きも加速しています!

夜の工場

現在、日本国内でも省エネやCO2削減の動きが急激に加速しています。それでは、日本の企業は省エネやCO2削減に対して、どのような取り組みを行っているのでしょうか。

こちらでは、プラント設備や製造業の省エネに対する取り組みなどについてご紹介いたします。

プラント設備の省エネに対する取り組み

プラント設備の省エネに対する取り組みとしては、例えばボイラーや配管の断熱によるエネルギー消費削減などがあります。保温・断熱材が施工されていないボイラー室内の蒸気ヘッダー出口や配管途中のバルブに対して、保温カバーなどの断熱ジャケットを取り付けて放散熱を防止する対策です。

蒸気バルブの表面温度は周囲の温度に比べて非常に高く、放熱量が大きいにもかかわらず、メンテナンス上の理由から保温されていない場合が少なくありません。

そのため、蒸気配管やバルブなどの断熱を強化する事で、結露による断熱性能の低下や配管などからの放熱損失を防ぐ事が可能です。また、これらの断熱強化に加えて発熱機器なども断熱すれば、さらなるエネルギー削減効果が期待できます。

製造業の省エネやCO2削減に対する取り組み

日本国内だけでなく、世界の企業で省エネやCO2削減のための脱炭素化の取り組みが加速しています。例えば、温暖化の原因ともいわれる温室効果ガスを排出する化石燃料を使用せず、水素を使用した生産活動も取り組みの一つです。水素を燃料として使用する事でCO2削減に取り組んでいます。

また、排出されるCO2を資源として捉え、CO2をそのまま放出するのではなく、コンクリートや再生プラスチックなどの原料として再利用する取り組みもあります。カーボンリサイクルと呼ばれるもので、省エネなどとともに地球温暖化をはじめとした環境問題を解決するための鍵として期待されています。

耐火被覆工事とは

空港や駅の天井

断熱効果もある耐火被覆工事とは、一体どのようなものなのでしょうか。こちらでは、耐火被覆工事についてご紹介いたします。

耐火被覆とは

耐火被覆は、耐火性・断熱性の高い材料で鉄骨造の骨組み(梁・柱)を被覆する事です。鉄骨造の骨組みを火災の熱から守る事を主な目的としています。

建築基準法施行令第107条が改正された事により、建築物の主要構造部に要求される耐火性能が定められ、それに該当する耐火構造は国土交通大臣が指定する事になりました。

鉄骨造の建物で火災が発生した場合、鎮火するまでの間、その建物が倒壊しないよう建物を火災の熱から守らなければなりません。耐火被覆工事は建物を熱から守り、火災などによる倒壊を防ぐための手段なのです。

耐火被覆工事の工法

耐火被覆工事には、吹付け工法や成形板工法、巻付け工法などの種類があります。こちらでは、それぞれの工法の特徴などを見ていきましょう。

・吹付け工法

吹付け工法とは、耐火性の高いロックウールを梁や柱、壁などに噴霧して吹き付けるもので、現在日本で最も多く施工されている耐火被覆工事の工法です。また、吹付け工法は半乾式、乾式、湿式などに分けられ、施工箇所や建物の規模に合わせて施工方法が変えられます。

半乾式は軽量でありながら断熱性が高く、材質の経年劣化が少ないという特徴を持っています。湿式は施工時の粉塵がほとんどなく、比重のムラがない事、施工能率が非常に高い事などが特徴です。

・成形板工法

成形板工法とは、繊維入りケイ酸カルシウムの耐火被覆板を使用する工法です。表面の硬度が高く、品質も安定しており施工も容易といった特徴を持っています。下地と仕上げの作業が同時に行えるというメリットもあり、ペイントやクロス張りも可能です。

・巻付け工法

巻付け工法とは、高耐熱ロックウールや不織布からなる耐火被覆材を鉄骨に巻き付けるという工法で、ピンで止めるだけの簡単な方法です。粉塵がほとんど発生せず、軽量で品質も安定しています。養生が必要なく、短期間で施工できるのも特徴です。

耐火被覆工事を実施して断熱効果・省エネにつなげる!

国内での省エネやCO2削減の取り組み、断熱工事の一つである耐火被覆工事についてご紹介しました。現在、日本国内をはじめ世界中の企業で、省エネやCO2削減に対する取り組みが行われています。

プラント設備の断熱工事は省エネにもつながるため、プラント設備のある企業にとっては必須ともいえます。これから耐火被覆工事などの断熱工事をお考えの方は、株式会社翔陽までお気軽にお問い合わせください。

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会社名 株式会社 翔陽
代表者 吉田 和寛(よしだ かずひろ)
事業内容
  • 保温工事
  • 保冷工事
  • 防露工事
  • 板金工事
  • 凍結防止工事
  • 塗装工事
  • リフォーム工事
  • ガラスコーティング工事
住所 〒317-0071 茨城県日立市宮田町4-9-6
TEL 0294-33-6470
FAX 0294-33-6471
従業員数 5名
創業 2014年5月22日
資格 熱絶縁施工技能士
URL https://syoyo-corp.com/
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