プラントの保温工事・断熱工事や設備工事・板金工事なら株式会社翔陽へ

ラッキングで行う作業内容

保温・保冷・断熱などの効果を高める保冷材や保温材、断熱材を配管に巻き、その上からステンレスやアルミなどで作られた薄い金属板を巻く工事です。

耐火耐熱工事では、高温になるボイラーの配管などへ耐火材を施します。ロックウールを配管に巻き付け、ステンレスなどの外装材で覆う事で耐熱仕様の配管に仕上げるのです。

また、防露工事では、配管などの表面に発生する露（結露）を防止するため、配管を覆うようにポリエチレンフォームやグラスウール、ロックウールなどの保温材を施します。

このような工事で配管と内側に巻かれた素材を保護するために、ラッキングを行います。

ラッキングには高い技術が必要

ラッキングには高度な知識と加工技術が求められます。まず、ラッキング工事では最適な資材や仕上げ方法を選ぶ必要があります。また、高所や狭所、複雑な形状の配管でもしっかり取り付けなければなりません。

配管に取り付けるラッキングカバーは既製品もありますが、サイズが合わない事もよくあります。そのような場合は、配管に合わせて製作が必要です。配管の取り付け箇所によっても形状が異なります。特にエルボカバーは配管の角度にも合わせるため、高精度で製作する事になります。

プラントの工事では、品質管理やリスク管理においてラッキングの仕上がりが影響します。そのため、業者を探す際は施工実績をはじめ、板金加工の技術力などを確認する事がポイントです。

株式会社翔陽では、配管の保温・保冷・断熱などの工事と板金工事を同時に行う事が可能です。プラントや化学工場、製造会社の工場など、多数の実績がございます。防音工事や内外装の塗装なども扱っておりますので、プラントに関する施工をまとめてご相談いただけます。

板金工事

板金工事は金属資材を加工します。具体的には設計・切り出し・バリ取り・曲げ・溶接などの工程を経て仕上げます。設計では展開図を作成し、CADや専用ソフトで加工を実行するためのプログラムも進めます。

実際に加工が開始されると、切り出した部品に圧力をかけて曲げを加えます。曲げの角度によって部品の精度と見た目が変わるため、高い技術を要します。溶接ではひずみが生じるのを避ける必要があるため、こちらも高い熟練度が求められるのです。

設備工事

設備工事は、断熱工事や防露工事をはじめ、電気やガス、水道や空調など、建物内外に設置、運用される様々な設備の設置・修繕・メンテナンスを行います。例えば、プラントで使用する機器の製作は、設計して図面を作り、施工した機器の設置とテストという流れになります。

設計では、必要な機能を搭載したうえで可能な限りのコンパクト化を追求します。また、設備を稼働させるには制御装置が必要です。要望に応じて使いやすい制御盤やシーケンス、タッチパネルなどを設計するには、多くのプラント設備を施工した経験やノウハウが欠かせません。

他の工事部分との兼ね合いもあるため、設備工事に不手際があると、場合によっては他の工程を一つ戻ってやり直す事になります。そのため、設備工事には豊富な経験と技術が求められるのです。設備の運転が開始した後は、定期的なメンテナンスとして部品の交換や調整、データ測定などを実施します。

多様な状況下で施工するプラント工事には、経験と高度な技術が必須です。株式会社翔陽では、お客様からのヒアリングをもとに現状分析を行います。さらに高い技術を持った工員が現場をしっかりと見極めて、適切かつ丁寧な修繕・メンテナンスを行っております。