【茨城】断熱工事を依頼する際の必須知識!断熱材のグラスウールは安全?

【茨城】断熱工事に使われる断熱材「グラスウール」の安全性とは?

ガラスが主成分のグラスウールは燃えにくく安全な断熱材です。配管の断熱をすることで、工場やプラントを結露による劣化や火災から守れます。断熱工事をご検討中なら茨城県の株式会社翔陽にご相談ください。

専門家が解説!断熱材のグラスウールが燃えにくい理由とは?

グラスウールが燃えにくい理由

グラスウールは、断熱材として住宅やビル、工場やプラントなどに幅広く利用されています。優れた特性を数多く持つグラスウールですが、実は非常に燃えにくく、安全性が高い素材だということをご存知でしょうか。
グラスウールを使用して適切な断熱工事をすることで、工場やプラントを様々なリスクから守ることが可能です。

こちらでは、グラスウールの特性や燃えにくい理由、適切な断熱工事を怠ることで工場やプラントに生じるデメリットなどを解説いたします。

グラスウールとは

グラスウールは、ガラスを高温で溶かして細かい繊維状にした素材です。
グラスウールには断熱性、吸音性、防振性があり、建物や配管の保温、断熱、保冷、防露の他、防音材としても使用されています。軽くて加工しやすく、腐敗や虫害の心配もありません。コストパフォーマンスに優れており、様々な分野で広く用いられています。

グラスウールが燃えにくい理由

グラスウールが燃えにくい理由は、その原料にあります。
グラスウールの主原料は、資源ごみとして回収されたリサイクルガラスです。ガラスは有機物を含まない物質で、高温にさらされて溶けることはありますが、燃えることはありません。

ガラスを原料としたグラスウールは「燃焼しない」「防火上有害な変形、溶融、き裂その他の損傷を生じない」「避難上有害な煙やガスを発生しない」という3つの基準を満たしています。そのため、建築基準法の「防火材料」に分類されており、さらに、上記の条件を加熱開始後20分以上満たす「不燃材料」に定められています。

グラスウールの高い安全性

グラスウールは、多くの面で高い安全性を備えた素材だといえます。

・火災時における安全性

グラスウールの優れた特性は、火災時に「有毒ガスが発生しにくい」「延焼しにくい」という点です。

上述したように、グラスウールの主原料であるガラスには燃焼する有機物質が含まれておらず、炎に触れても人体に危険を及ぼす有害ガスはほとんど発生しません。また不燃材料であるグラスウールは燃えにくいため、炎が周囲に燃え広がるリスクが低いのです。

火災において有毒ガスの発生や延焼は逃げ遅れのリスクを高め、人命に大きな影響を与えます。グラスウールを利用することで、火災時の建物の安全性は大幅に向上します。

・健康面における安全性

繊維が非常に細かいアスベストと異なり、グラスウールの繊維は折れても太さが変わらず、人間の肺に到達することはありません。万一肺に達しても体液に溶けやすいため、健康に影響を及ぼすことなく体外に排出されます。

また、国際がん研究機関(IARC)は、2001年に健康調査の結果をまとめており、グラスウールの発がん性リスクを「ヒトに対して発がん性に分類されない」(Group3)と位置づけました。これは、原油やカフェインなどと同等の評価で、グラスウールの使用は健康面でも安全であるといえます。

配管の断熱工事を怠るデメリット

工場やプラントでは、配管に適切な断熱工事を施すことは極めて重要です。配管への断熱工事を怠れば、建物の寿命を縮めるだけでなく、火災の被害を拡大する可能性があります。

配管の役割は、気体や液体を適切な温度を維持しながら施設全体に供給および排出することです。配管の断熱が不適切な場合配管内の適温が保てず、結露によりサビやカビが発生し、建物の劣化が進みます。

また、配管の断熱は、火災時に施設全体への延焼を防ぐ重要な要素です。配管が適切に断熱されていない場合、たとえ防火壁が設置されていても、配管に引火すれば炎は施設全体に燃え広がります。このようなリスクを軽減するために、配管の断熱材には不燃材料であるグラスウールが適しているのです。

グラスウールで配管の断熱工事!工場を劣化・火災から守ろう

グラスウールで配管の断熱工事をしよう

グラスウールは、主原料がガラスのため燃えにくく、健康面においても安全性の高い素材です。断熱材として利用することで、様々なリスクから建物を守ります。工場やプラントの配管はグラスウールを用いて断熱すれば、サビやカビによる建物の劣化を防ぎ、さらに火災の際には、配管に引火して施設全体に延焼する危険を軽減できます。適切な温度で気体や液体を供給・排出するためにも、グラスウールを活用した断熱工事を検討しましょう。

株式会社翔陽は、工場やプラントの断熱工事を得意としています。保温工事、空調配管やダクトなどをコーティングする保冷工事、包材の劣化や結露を防ぐ防露工事など、多数の施工を承ってまいりました。優れた断熱材のグラスウールをはじめ、様々な素材を用意しています。断熱工事をご検討中でしたら、お気軽に株式会社翔陽にご相談ください。

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会社名 株式会社 翔陽
代表者 吉田 和寛(よしだ かずひろ)
事業内容
  • 保温工事
  • 保冷工事
  • 防露工事
  • 板金工事
  • 凍結防止工事
  • 塗装工事
  • リフォーム工事
  • ガラスコーティング工事
住所 〒317-0071 茨城県日立市宮田町4丁目9−6
TEL 0294-33-6470
FAX 0294-33-6471
従業員数 10名
創業 2014年5月22日
資格 熱絶縁施工技能士
URL https://syoyo-corp.com/
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